ファレホ(vallejo)を3Dプリントルアーに使ってみる(Vol.1)
半年ぶり以上の更新になります。
なんだかんだと忙しくしてたら、あっと言う間にもう春になってしまいました(笑)
3Dプリントのルアー仲間も徐々に増えてきましたが、モデリングの次につまずくのがやはり色塗りのようです。特に最終コーティングでの色流れほど悲しいもんはない。
年末に海外のルアーメイキングの動画を見てる際に小さくvallejoと言う文字が見えたので検索してみるとプラモデラーにはそこそこ有名な塗料のようです。
休みを利用して輸入販売取り扱い店のVolksに行ってきました。店員さんに聞いた話では:
◆長所
・シンナーの匂いがしない
・発色が良く、カラーも揃っている
・塗膜がトップコートに強く浸食されにくい
◆短所
・エアブラシが若干詰まりやすい
・お値段高め(290円)
・国内ではボークスのみ販売
そこですかさずセルロースも大丈夫ですか?みたいな質問をしてみると
やってみないと分からないが多分大丈夫でしょうとのこと。
vallejoの種類やカラーに関しては下記のページで詳しく記載されています。
購入したのは:
・モデルカラー クリアレッド・クリアイエロー
・モデルエアー ファイアレッド
・ゲームエアー スカーレッドレッド
・エアブラシクリーナー
・エアブラシシンナー
ゲームエアー・モデルエアーは3:1くらいの希釈。モデルカラーは2:1くらいの希釈で塗装を行ってみました。エアーシリーズはエアブラシ専用に調合してあるそうですが、ノズルが詰まりやすいとの情報があったのでとりあえず・・・
エアブラシでさらっと塗ってから2~3時間程度の乾燥でセルロースの海にどぼーんと漬けてみました。つまりは塗料にセルロースを混ぜたり、エポキシ・ウレタンと言った色止めは全くなしの状態。本当は十分に乾燥させたほうが良いのは知ってましたけど、実験なので色流れ・ひび割れが発生するか見てみたかったんです。
結果はいまのところは良好でそこそこ使えそうです。これまではエポキシ塗ってからセルロースでコーティングしてたので、手順が1つ省けるのではないか?と期待してます。
くぼっちょさんが言っておられるように小さなルアーにエポキシだとどうしてもアクションがヌメっとしたものになってしまいます。クリアーだけでは塗料がはがれやすくセルロースでなどでしっかり保護したい場合にはvallejo+セルロースという選択肢もありそうです。
今年になってとうとう自作ルアーでロクマルを釣りあげました!
気温3度 水温5度のくそ寒い中、叫んでしまいそうになるくらい嬉しかったです。
いやー・・自作ルアーはいいですね~