Adventurer3続編
さて、Adventurer3の続編です。
まずは結果から言うと、それなりに印刷は出来るようになりました!
1.印刷物が倒れる
Adventurer3はヒートベッドの温度が100℃までです。ABSなので当然100℃設定!
防止のために追加したのはブリム・ラフトを用いて底面の印刷範囲を広めにとりました。クボッチョさんからご教授いただいた冷却ファンを1レイヤ目はオフにしておく。
後はサポート材の再設定です。こちらはまだ微調整する必要あります。
2.充填部分がスカスカになる
前回記述した対策をおさらい。
・フィラメント送り部にグリス
釣りのリール用のグリスを少量塗りました。
・フィラメントリールの調整
リール位置を変更して、出来るだけスムースにフィラメントが送られるように微調整。ベアリング軸も検討しましたけど、そこまでのスムースさは必要なかった模様。
・ノズル温度
235℃だったかな?
上記の結果はダメでした。異音は比較的ましになりましたけど、やはりフィラメントがスムースに送れていないようでした。
すったもんだのあげくに到達したのが「リトラクション距離」デス。
自分の印刷物の場合は充填部分がスカスカになる部分の特徴は空洞部分だったんです。写真はないっ!w
まぁ、フィラメント押し出し・移動・フィラメント押し出し・移動が繰り返される部分で脱調が起こっていたので、リトラクション距離を3mm・リトラクションスピードを2000mm/minに変更しました。この変更後は脱調が起こらなくなって、やっとこさ印刷出来るようになったんです。ばんざーい!
今回のことはいい勉強になりましたけど、3Dプリンターはまだまだ発展途上の機材だなーとも思いました。