i0kyoto’s diary

Creator Pro・Fusion360・ルアー・Co2レーザー

4.2 Co2レーザー製作のまとめ(途中経過)

こんにちは。

アピストは20数匹元気に育っています。このまま、全部育つと大変なことになりそうで怖いです(°_°;

久々のレーザーネタになります。
現状報告ですが、とりあえずは試し切りまではうまくなんとか完了しました。
簡単な円しか切断していませんが、アクリルの2mmとダンボールはうまく切断できました。

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試し切りは終わりましたが、問題点は結構出ています(笑)
・昇圧トランスが熱で落ちます(汗)
 安い昇圧トランス100v→120vを購入したのですが、定格容量が不足していて切断中に電源が落ちる場合があります。これからCo2レーザーの製作を考えておられる方は定格容量の大きめ(250w以上)のトランス購入をお勧めします。

・g-codeの修正がかなり大変
 いまはInkscapeのg-code toolsを使用しています。画像データをngcファイルに変換出来るのは大変ありがたいのですが、レーザーの出力はテキストファイルを開いて修正しています。なので、試し切り→修正→試し切り→修正・・・の無限ループ
同じパスを複数回辿れば切断は出来ますが、切断面の仕上がりが良くありません。
レーザー出力と切断スピードをテストしている最中です。

・ホーミングとハードスイッチ
 いまのところホーミング機能はまだ確認していません。GRBLはソースコードの改変をしてコンパイルしてあるのですが、X/Y軸のリミットスイッチをまだ固定していない状態です。

だれか昇圧トランス売ってくれないかな・・・1万5千円は出したくないです。
定格量がやっぱりネックなんですよね。このあたりをクリアしないと切断テストが効率悪すぎて困ります。
まぁ、ゆっくり着実に進めていきます。



Co2レーザーの作業は続くんですが、まずは情報をまとめておこうと思います。

■製作に至った背景
 そもそもCo2レーザーを作ろうとは半年前まで全く考えてませんでした。
3Dプリンターで魚釣り用ルアーを製作しはじめて、ルアーに良く使われるリップと言われる部品があります。そのリップを家で製作出来たらいいなーっと思ったのが始まりです。「それだけ?」って友人に良く言われますが、それだけデス!(笑)

■Co2レーザーの調査
 最初はCo2レーザーを購入する予定でウェブをうろうろとしててうん十万という価格にびっくりしてしまいます。その時に「のんさや」さんのページに出会います。のんさやさんがわずかな期間に仕上げてるのを読んで、自分にも出来るかも?っと完全に思い違いを始めてしまいます(ばか)
 ちなみに自分は機械設計はまーったくできません。Fusion360で製図したのはルアーだけ・・・そんな状態でした。

■製作の流れ
 思い違いをしたままに以下の3つのウェブページを何回も読み直しました。

衝撃的な出会いのページ。基本設計せずに済んだのはこの方のおかげです

nonsaya.blogspot.jp

自作Co2レーザーの作り方とトラブル解決方法を詳細に記述していただいてます。
こちらのページを見て製作された方もたくさんいるようです。

mirata.blogspot.jp

GRBLと海外のリンクが豊富で大変助かりました。最近はIoTまでやっておられるようです。

cnc-selfbuild.blogspot.jp

 

後は各種英語のページです。GRBL、CNCShield、bCNC、Inksacpeの英語のページを細かく読みました。これらのページはほとんどがオープンソースでバージョンアップも顕著にされます。自分用に参照するリンクを貼っておきます:

・GRBL(Issues)-GRBLの有志によるトラブル解決フォーラムです。GRBLの設定・問題点のほとんどをこちらで参照出来ます。

・CNCShield ーCNCShieldのフォーラムです。但し、ほとんどの情報は Mirror Nerrorさんがカバーされていると思います。

・bCNC(Issues)-bCNCの有志によるフォーラムです。上にあげたGRBLフォーラムで参加している人もこちらで良くみます。