i0kyoto’s diary

Creator Pro・Fusion360・ルアー・Co2レーザー

クランクベイトの結合&ファイル化

こんにちは。
ジョイントミノーも一段落させたところで、以前作業を中断させていたクランクベイトを完成させました。

i0kyoto.hatenablog.com


 ボディのはみ出し部分を「除去」リップの切り取り部分は「不可視」にしていってから結合していきました。「修正」→「結合」を繰り返して、下の図のように全ての部分を結合しました。
 次にヒートンの穴あけ部分とウェイトルームの作成を「修正」→「切り取り」→切り取り部分のボディ選択で行いました。使用予定ヒートンは16×1.9で寸法の設定をしています。

 全長が120mmのクランクベイトなので、かなり大きめです。プリントに時間かかるだろうな・・・バランスの調整を行えるようにリップとヒートンの間は大き目のスペースにしてあります。

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 そして、いよいよSTLファイルに変換します。「メイク」→「3Dプリント」として、ツールの設定はしていません。下の写真ではリップが選択されちゃってますが、ファイル化する時はボディだけ選択しておきました。
 ファイル変換は時間もかからずにさらっと出来てしまいました。前日のジョイントミノーはボディ2つを別のSTLファイルに変換して保存しておきました。ので、現状は2つのルアーがプリントアウト待ち状態になります!

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さて、ここまで出来たので3Dプリントしたいところですっ。
週末にさっそく予約を入れたんですが・・・・

「※2016年12月現在、メンテナンス中のためご使用いただけません。まことに申し訳ありません。」

との事です(泣)MTRL KYOTOさんにある3Dプリンタ(Replicator 2X)は是非とも使ってみたいプリンターだったのでとっても残念です。大阪でも3Dプリントサービスは2件くらい。入会金諸々が必要なんですよね・・・近場だったら、全然構わないのですが、今後使うかどうか分からないので躊躇しています。

比較的アクセスの良い関西でこれなので、首都圏以外の人は購入を考えた方が良いかもしれないですね。

とほほの状態ですけど、逆に言うといまの間にデータを作成してストックするのもいい考えかもしれない・・・

さて、気を取り直して、次に挑戦したいのは:
・えらの部分を掘る方法を調査する
・断面2分割方式のルアーをデザインする
です。

ジョイントミノー製作(その2)

おつかれさまです。
昨日帰宅してから、なんとか形になるまでは仕上げました。


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下の図のようにテールの部分を加工して、ネジ穴をあけて一通りの作業が終了です。

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でもでも、まだ3Dプリント経験のないので、こいつのプリントは先になりそうな感じです。くぼっちょさんにアドバイス頂いた問題があります・・・

自分なりにまとめると:
・非表示にしているボディをどうするか確認
・「限定のモデリング方向」の確認
ジョイントを別々にプリントする方法を調査

1.非表示にしているボディを最終的にどうするか
今回のジョイントミノーだけでなく、今までデザインしたルアーはボディ分割されています。複数のボディを非表示にしていますが、データ上は残っているはず。STLファイルに変換する時に非表示ボディは自動的に削除してくれるのか、それともファイル変換前に自分で削除しなければいけないかが理解出来ていません。
ソフトウェア的には多分後者だと推測しています。
また、全てのボディをまだ結合しきっていないので、その作業も忘れないように。

2.「限定のモデリング方向」の確認
以前も先駆者であるくぼっちょさんにアドバイス頂いたのですが、プリント方向でルアーを縦向け?にする必要があったと認識しています。で、縦向けにするには軸設定を変更しないとダメなはずなんですが、「限定のモデリング方向」はZが上かYが上かの二つの選択です。現状はZ軸が上になってる状況。
追記:Z軸上で大丈夫みたい

make1010.com



3.ジョイントを別々にプリントする方法を調査
前途したことをクリアすればシンプルなクランクは作れそう?ですが、今回のジョイントは二分割されているので、どのようにプリントするかを確認する必要ありです。
自分の想像だとSTLファイルに変換する時に頭側とテール側の2つに分けて書き出すのかな?と思っています。このあたりは購入した本でパーツ別にプリントしている記事があったはず(最悪、フォーラムで聞いてみよう・・恥ずかしいけど)

Fusion360をやりはじめてから2ヶ月近くになって、やっとこさ3Dプリント出来るものが作れるようになってきました。ゆっくりですが、理解も深まった気がします。

今回作成した全てのアーカイブファイル(.f3d)はgithubにアップロードして公開する予定でいます。たいしたデータではないですけど・・・(笑)
データがまとまったら、こちらで紹介させてもらいます。

ではでは

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ジョイントミノーの製作(その1)

年末からばたばたしていまして、やっとこさFusion 360を触る時間が出てきました。
しばらく触っていなかったので、操作方法をかなり忘れてしまって・・・(汗)

まだ、製作段階ですが、ジョイント形式にチャレンジしています(無謀)

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今回のポイント:
・ルアー本体の2分化(←初めて)
・シェルの適用
・肉盛りの適用(←初めて)
・テールティップの切り込み(←いまここ)

1.ルアー本体の二分化
 リップと同じ要領でオフセット平面からの分離を使って二分化しました。
 尖ったところを曲線面取りをしたいんですが、やり方がまだ分かっていません。

2.シェルの適用
 二分化してからのシェル適用でかなり苦戦しました。先にシェル適用してからの二分化がシンプルで楽かもしれません。下の写真の切り込み部分の2面をシェル化するときに選択するとうまくいきました。

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3.肉盛りの適用
 くぼっちょさんの

簡単!3DCADでルアーモデリング その3 - YouTube

を見ながらの作業でスケッチー>押し出しー>結合(切り取り)を繰り返して何とか作成していきました。やっぱり難しかったのはボディ切断面のところです。切断面を選択してからスケッチー>・・・の作業で何とかなりました。ウエイトルームとヒートン位置も追加してあります。

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4.テールティップの切り込み
 
 テールティップの切り込みは以前やったものがあるので、こちらを参照して作業を行って行く予定。技術的にはそんなに難しくないはず。

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■今後の作業

 今後の作業としては最大の難関はジョイント部分の加工ですね。これについては全くやったことがないので時間がかかるんじゃないかな?それに伴って必要なヒートンの長さとかジョイントに使う結合部分の部品の寸法を調査しないと・・・

プリントアウト自体は以前に作成したクランクを肉盛りすれば出来るところまで来たので、まずはそちらでプリントのテストをしたいと思います。2月くらいには時間が取れそうなので、ワークショップに行って実際にプリントする予定です。


釣り用の気象ロガー

こんにちは。

3Dプリントの方はいまのところは中断中です。と言うのも、釣り用の持ち歩き
可能な気象ロガーを作成しているからです。実は他にももう一つ作っているものが
あるので、
・3Dプリンターでルアー作成しよー
・釣り用の気象ロガー作成しよー
・熱帯魚用のなんとか作成しよー
の3つの趣味プロジェクトが平行で進んでます。

今日は釣り用気象ロガーのお話です。
自分のホームグラウンドは琵琶湖なんですけど、数年前から琵琶湖数箇所の
水温をモニタリングしてます。

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琵琶湖水温グラフ

それで水温だけじゃなくて、他の気象条件もモニタしたくなりました。
釣りをしている人ならわかると思いますけど、特に気圧の変化は大事ですよね?
それでOpenWeatherMapと言うサービスでモニターしてたんですが、結構な間隔で
変なデータがやってきます。夏なのに気温が4度とか・・・

そのときにちょうど安いWifi機能付きのマイコンが話題になりまして、
「よし、これで作ろう!」っと決めたんですけど、仕事が忙しくなって放置状態。
最近は少し落ち着いたのと釣りに行く回数を減らして、なんとかテスト版が出来そう
な状態です。

前置きが長くなりましたが、釣り用気象ロガー(あるふぁ)は
・釣り中時間だけの現場の気温・気圧・湿度を計る
・記録は5分おきにする
・記録したデータはウェブ上で自動表示する

なので、電源を入れると気温・気圧を計ってデータをアップロードしてくれます。
後で個人用の任意のページに行くと釣り開始時間~終了時間までの気象条件を
閲覧出来るって言うものです。
釣り人は良い魚が釣れると写真を撮るので、写真の時間とロガーで取った情報を
あとで見返すことで釣れた条件を思い出しやすくするツールを目指してます。

現在の進捗状態は:
・回路の設計・組込み OK
・ロガープログラム  テスト中
・サーバ側プログラム テスト中
・ロガーの機構設計?  まだ

いまは電池(単3電池×3)がどれくらい持つか自動でテスト中です。
サーバ側はほとんど手を付けてませんが、シンプルならなんとかなりそうです。
ロガーを入れる入れ物の機構が一番の難所になってます(笑)最悪は100均の
入れ物で逃げるかもしれません。Fusion360で描きたいんですけどねー!

まぁ、IoTサービスなんておこがましいもんじゃないですけど、やっぱりものを
作るのが好きなんでしょうね。一通り完了したら、また報告しますね。

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3Dプリントの出来る場所@京都

こんにちは。

CADでの作図もほどほどに進んで来たので、3Dプリントサービスを出来る
場所を探していました。3Dプリンターを購入するって言う手もあるんですが、
いきなり購入よりプリント作業をやってみてからでも十分間に合うかと・・・

京都で3Dプリント出来る場所を見つけました!

mtrl.net


3Dプリントだけじゃなくて、レーザー加工も出来るようです。

本体をプリントしてから、リップもレーザーで加工・・グフフフフ
なんて考えてしまいます。いかんっ!これでは1日引き篭もってしまう(笑)

料金は時間予約ありで1時間500円+500円/h
プリンターはReplicator 2Xのようです。素材はABS/PLAでABSが常設。
USBでSTLデータを持ち寄ったら良いみたいです。

3Dプリントに関しては全くの素人なんで、いまの疑問点をメモ代わりに記述:

  • 1時間でどれくらいの数が作成可能?
    一応は2~3時間を予定
  • 素材は自前で準備するのか?
    フィラメントは店頭で購入する?
  • 素材はABSかPLAどっちが良いか?
    とりあえずはABSで・・
  • 事前にCAD画面で確認しておいた方が良い項目は?
    CADのサイズは確認しないと・・・
    ノートPCがあるとさくっと修正・確認が出来るので便利っぽい

さっと考えただけでこれだけ疑問点が出てくるので、予約するときには確認しておかないとダメですね。。3Dプリント初体験したら、この辺りをポイントに報告したいとおもいます。

とりあえずは今週クランクの内部構造を仕上げてから予約してみるつもり。
予定・・・あくまで予定ですが、2タイプ×2個くらいプリント出来ると嬉しい!
その後にまだコーティング・色塗り・コーティングとありますが、これはバルサとウッドで経験済みなのである程度分かってるつもり・・つもりです(笑)

リップの練習とクランク外形(パート2)

こんばんは
最近は寒いですが、平日もぼちぼちとFusion360触っています。
とは言っても、帰宅してからなので1日2時間も触れてないですが・・

 まずは前回課題にあげていたリップの練習してました。
 ミラー処理してからの切り取りがうまく出来てなかったのですが、ミラー処理する時の中心線を削除することでうまく切り取れるようになりました。(それでいいのか?)

 いまのところはリップの基本は大丈夫だと思ってます。

【今後の課題】

・リップの先端の厚みを細くしたい(直線だと出来るが強度が問題)
・リップの端を細くしながらも中心はそれなりに分厚くする(これ微妙)

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ついでにそろそろ次のクランクモデルも作成をはじめました。
目的としては、これまでの操作の再確認とほんの少しだけ応用するって感じです。
これまではエッジの数が少なかったので側面が丸い感じでしたが、今回は三角形に近い感じでデザインしてみました。

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ポイントはエッジの追加を行ってから、下腹部のエッジだけを膨らませるだけです。
むちゃCAD的にはシンプルな作業なんですが・・・(笑)
あとは全体的なおさらい・・・のつもりだったんですが、トラブル発生しました。
オフセット平面でXY平面を選択したい場面で、その基準平面が表示されない!
あっちこっち設定をいじりながらも1時間くらいして・・・

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上の原点が非表示になってることが判明!気がついてしまえば「なーんだ!」なんですけど、初心者ゆえのはまりですね(笑)

で、実際のブツはこんな感じの作業状態になっています。

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それでは週末は寒い中釣りにいってまいります!

クランクのリップとヒートン

こんばんは!

Fusion360の本を少しずつ進めている間にクボッチョさんがまたまた記事を書いてくださいました。ありがたや〜!ありがたや〜!

頑張って仕事を終わらせてから、晩御飯もソコソコに作業を開始デス。


何度も動画を見ながらなんとかここまで作業が完了しました。


難しかったのはリップの切り取りで、リップ平面を選択したつもりでもX平面を選択してしまってリップが切り取れなかったです。
多分、リップの切り取りだけで2時間くらいは苦戦してたと思います。この辺りは何度か練習する必要がありそうです。

 

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ヒートンについてはオフセット平面を使うと簡単に作成出来ました。
断面解析を先にやってしまったんですけど、後にした方が修正が容易だったかもしれませんね。

どちらにせよ、クボッチョさんの動画をがん見しながら作成したものなので、作業効率とか方法は全くダメですね(笑)

でも、わざわざ解説のために動画まで作成していただいて、本当に頭が上がりません。
Fusion360の本も購入して勉強してるんですが、抜き出し方法まで手が回っていなくて助かりました。

いつか、こんな作業方法もありますよ!って言うくらいになりたいと思っています。

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なんとか、今週中にクランクを完成したいと思います。
とは言っても、まだまだ3Dプリンターを使う日まで長くなりそ〜な予感がしますが・・