ルアーの塗装に関して
こんばんは。
3Dプリントしたルアーの塗装に関してちょこちょこ聞かれるので、自分の手順を簡単にまとめてみます。
■塗装手順概略
1. ヤスリかけ
40番→100番→400番の順に表面が滑らかになるまでかけます。
2. 下地処理
セルロースでディッピングします。
3. 塗装
エアブラシで塗装します。
4. 仕上げ塗装
最終仕上げ+色流れの防止処理をします。
5. コーティング
最終仕上げのコーティング処理を行います。
1.ヤスリかけ
3Dプリントで出力されたボディは積層後とサポート材が残るのでやすりかけをします。場合によっては造形パテで埋める必要もあります
【用意するもの】
ダイソーの色付きヤスリはやすりの色がボディに落ちてしまうのでおすすめ出来ません。数が少ない場合は100均のヤスリで十分ですが、布やすりが個人的に作業しやすいです。造形パテは100均の防水のやつを使ってますが、時間がない人はタミヤの光パテを使用すると時間の短縮が可能です。
【作業】
ウェイトルームにオモリを入れて、パテで埋めておきます。
最初は40番の荒いやすりでバリを取った上で100番→400番で表面を滑らかにします。個人的にはかなり適当にやっていますが・・・
2.下地処理
セルロースセメントで下地処理をします。これはウェイトルームや厚みが不十分な部分の補強の意味と塗装で色を乗せやすくする意味合いの2つがあります。
【用意するもの】
セルロースセメントはハンドメイドルアー用でナガシマとアクセルの二つが有名です。ネットでも購入出来ます。私は藤倉のセルロースを使ってます(若干安い)
作業の際、かなりシンナーの匂いがしますのでベランダなどの場所の確保も大事です。
【作業】
ボディのヒートン穴は埋まっている場合があるのでルーターで再度穴あけをします。下地処理用のヒートンをヘッドとテールの2ヶ所に打ちます。
セルロースセメントにヘッドからディッピングをして、5時間程度乾燥させます。その後、600番→800番ヤスリで凸凹をなくします。
表面がきれいになったら、テールからディッピングして1日乾燥させます。その後再度やすりかけします。
3.塗装
一番大事な塗装作業の前に買い物に行きましょう。それなりにきれいな塗装をしたい方はエアブラシを購入しておくと良いです。ダブルアクションの0.3mmのもので十分だと思います。1色だけだとスプレーも可能ですが、匂いと仕上がりの問題は残ります。
一番悩ましいのが塗料です。匂いが気になるかたはアクリジョン、自分はMr.カラーを使っています。最終コーティングでセルロースを使いたい場合はアクリジョンがトラブルが少なめだと聞いています。
今回は赤をベースにした場合を想定しています。(バックは黒っぽい赤、ボディは赤、ベリーは白)
【準備するもの】
塗料:(アクリジョンOr Mr.カラー)
薄め液:アクリジョンとMr.カラーの薄め液は種類が違うので注意!
色の種類:黒・赤・クリアーレッド・黄色・クリアー
びん:50ml×4(100均で揃います)
スポイト:小さいもの(100均で揃います)
【作業】
塗料と薄め液を希釈してびんに移します。塗料:薄め液=2:1もしくは3:2の割合です。エアブラシのカップで希釈すると色の濃淡が出てしまうのと毎回違う色になってしまうためです。筆塗りの場合は希釈の必要はないと思います。
塗装する順番は基本は薄い色から濃い色の順番で塗っていきます。ボディが透けるくらい薄く塗っておいて、何度も同じ色を重ねていくのがコツだと思います。
今回の場合はベリーの黄色を塗装して、上記の希釈だと3~5回塗装します。
エアブラシを掃除してから、クリアーレッドをボディに3~5回吹きます。5回吹くのはボディの上側で徐々に色が濃くなるようにです。
赤に黒を若干混ぜたものをボディ上側から背中全体に3~5回吹きます。最後にスポイトで黒を追加してかなり暗めの赤を作って、背中のトップ部分に吹きます。
4.仕上げ塗装
塗装が終了しても、この仕上げ塗装が十分でないと最後に色流れと言う悲報が訪れます。これを防ぐために色留めと言う処理をしてやる必要があります。最後のコーティングで使われるのはセルロース・ウレタン・エポキシの3種がありますがメジャーなのはウレタンです。ここではセルロース・ウレタンを使う場合です。
この工程を考慮するとどうしてもエアブラシが必須になってしまうと思うのです。2,3個ならウレタンスプレーとかセルローススプレーでも可能かも?
【用意するもの】
コーティング材:セルロース・ウレタン(どれかひとつ)
塗料:クリアー・薄め液(2:1で希釈)
【作業】
コーティング材:塗料=1:1で希釈します。このあたりの希釈率はなかなか難しくて、大体の目安になります。コーティング材の割合を多くすれば、エアブラシが目詰まりしますし、塗料の割合が多すぎると色留めになりません。
ウレタンを使う場合は2回吹く程度で十分だったと思います。セルロースの場合は10回程度は吹かないと悲しい結末が待ってます(笑)
色留めが終わったら、1日~2日十分乾燥させていください。
5.コーティング
さぁ、最後の仕上げです。最後のコーティング材とルアーを用意しましょう。
どぶ漬けをウレタンの場合は2回、セルロースは3~4回行います。
【作業】
どぼんとコーティング材にルアーを入れて、ゆっくり引き上げます。(これ大事)
そして、ほこりやゴミが舞わないところに乾燥させます。コーティング材が下に垂れますので、下には新聞紙かダンボールが必須です。1日しっかり乾燥させましょう。
その後、軽くサンドしてから、どぶ漬けを繰り返します。
基本的に1~4までがしっかり出来てるとあまり失敗しません。もう一度いいます。4が大切デス!
走り書き状態なので、分からないことがありましたらコメントお願いします
Co2レーザーカッターのコントローラ調査(LinuxボードとLinuxCNC)
こんばんは。
ルアー製作の合間にCo2レーザーの情報入手も行っています。
今日はCo2レーザーで使うコントローラの調査をしました。
Co2レーザーはX・Y・Z軸のモータが必要みたいで、このモーターどもに指令してくれる「何か」がいります。これをここではレーザーコントローラーと言っておきます。
このレーザーコントローラーはハード・ソフトで構成されます。問題となるのは基本コントローラーソフトの方で、以下にまとめてみます。
1.パソコン(パラレルポート付)+Mach3/4(LinuxCNC)
利点:比較的情報が多くて日本語で情報を探すにははまりが少なそう
欠点:パラレルポート付きのPCを探すのが大変でパソコンの場所もとる
コントローラソフトのMach3/4は有料で結構高い($175, $200)
リンク:
2.Arduino+GRBL
利点:相対的に安価で構築出来そう。Aruduinoは手持ちにあります。すぐに取り掛かれそう。
欠点:コントローラーソフトのGRBLの機能が十分でない模様。v1.1について要追加調査。
リンク:Home · gnea/grbl Wiki · GitHub
3.Linuxボード(Ubuntu・Debian)+LinuxCNC
利点:パラレル接続するPCを見つけなくて良い。
欠点:コントローラソフトのLinuxCNCの情報が微妙。v2.7について要追加調査。
リンク:LinuxCNC
前置きはこれくらいにして、今日の本題に入ります。
3.のLinuxボード+LinuxCNCについて手持ちボードが使えるか検証してみました。
・LinuxボードがPCのパラレルポートの役割をしてくれる。
・一応ページにはDebianの文字もあるが、Ubuntuがおすすな感じ
・LinuxCNCをLinuxボードにインストールして、PCからリモート接続する
・インストール条件がちょっと気になる
HDD:8G
Memory:512M
解像度:1024x768
・手持ちのボードは以下の通り:
Orange pi zero:HDD ○ :Memory × :解像度 ?
BeagleBorad:HDD ○ :Memory × :解像度 ?
Rasberry pi 2:HDD ○ :Memory ○ :解像度 ○
手持ちボードで確定なのはラズパイです。Orange piかBeagleBoardで何とかしかたったですが、テストに取り掛かる時間と使いまわしを優先するのでラズパイですかね。
ちなみに以前ラズパイにUbuntu入れたことがあるので大丈夫なはず。リモートディスクトップもやったので大丈夫なはず・・・
ここまで来て、こんな記事を見つけてしまった~
簡単に言うとBeagleBoneBlackがおすすめだと・・・ラズパイだと色々と問題があるとのことだ。もう少し掘り下げるとProgrammable Real-time Unit(PRU)機能がないと困難みたいですね。どうしてもラズパイでやりたい人は同等の機能を実装(つまりはカーネルハック)すればいいよって軽く書いてくれてます(笑)
蛇足ですが、2017年のおすすめボードがこちらにまとめられています。
3.の結論としては組込みLinuxボードを使う場合はBeagleBoneBlackを購入するのが一番早そうだってことです。
秋月で¥6500。仕事の延長でも使いそうなので、コンデンサとか細かい部品を購入するときに一緒に買う予定です。あ~、また出費がかさむよ。
追記として、BeagleBoneBlackでの作業をいま分かる範囲でまとめておきます。
ダウンロードは事前にしておくとして、インストールだけで半日~1日作業かな?
・Ubuntuのダウンロード
・UbuntuイメージをSDに書き込み
・BeagleBoneBlackにSDを挿し起動確認
・PCとBeagleBoneBlackをリモートディスク接続
・LinuxCNCのコンパイル&インストール
■まとめ
そういう訳で暫定ですが、すぐにステッピングモーターのテスト出来そうなのはArduino+GRBLみたいです。実際にCo2レーザーに適用出来るかはわかりませんが、ステッピングモーターのテストをするには十分みたいなので、まずはこちらで作業を進めたいと思います。
タナゴのつもりだった・・・
こんばんは。
週末はCo2レーザー部品を注文してから、ルアーの制作でした。
マグロ!を作りかたったのですが・・w
色々と考えてタナゴを作ったつもりでした。
1310さんに送るルアー候補になります。
可愛いタナゴ・・タナゴ・・・タナ・・
色を塗るとなぜかブルーギルにっ!
珍しいスローシンキングバイブレーションです。
ここで・・・
「買ってよかった3Dプリンター!」
ついでに赤系統もエアブラシで塗って見た。
エラのとこが欠けてますが・・・w
ちなみにこれも大きめで85mmあります。動きはそこそこですが
釣れるのだろうか・・・
そのあとはリップ角度を変えたクランクのテスト。
一箇所で粘りまくってなんとかひねり出せました。
「やっぱり買って正解だった3Dプリンター」
(何度でも言わせていただきます)
ぼちぼちCo2レーザーの部品もプリント開始します。
Co2レーザーカッターの事前調査
こんにちは。
さて、昨日記事に書いたCo2レーザーの続きです。
■やりたいこと
自前ルアーで使うリップの成形を行いたいんです。
素材はアクリルとポリカーボネート。(2mm~3mm)
願わくばアルミのカット(1mm)
他にも作りたいものはありますが・・・
■CNCミリングとレーザー
アルミ加工を優先したい場合はCNCミリングを購入後に、レーザーモジュールを取り替えてアクリル・ポリカのカットに挑戦する方法があるみたい。
こちらの方がCNCミリングマシンの構造で自作されています。
レーザーを自作されている方は
後は英語ですが・・・
英語のサイトは他にも参考にしています。
■現状の方針
レーザーもCNCも当然マイコン制御になる訳ですが、ステッピングモーターの制御と機械の剛性・トルクに関しては未経験。なので、レーザーからスタートしようかなっと思っています。レーザーは主にX/Y軸の制御なので、CNCよりはシンプルかな?って言うのが理由です。他にはCNCの場合は切削なので騒音など色々と困ることがありそうです。
■仮の計画
一気に部品を揃えたいとこですが・・・フェーズに分解して作業をするつもりです。
1.X/Yステージの設計・組み立てを行う
X/Yフレームとブッシュなどを調達して、反射台なんかは3Dプリンターで出力予定。
上記のんさやさんプロジェクトのコピー?になるかも。
2.ステッピングモーターとモータドライバテスト
ほとんどの人はMach3/4の実績が高いですね。しかし・・パラレルポートしかもUSB-パラレル変換は信号のタイミングでまともに動作しないらしい。
となると、GRBL(Arduino)かLinuxCNCとかになるのかな?そうすると今度はコントロールするマイコンがLinuxベースのボードになりますね。悩ましい問題です。
3.Zステージの設計・組み立てを行う
動作テストと平面出し。ここは嵌る自信あります!
経験ないのでまったくの白紙状態w
4.Co2レーザーの動作確認・組込み
Co2レーザーの電源配線が主な作業になりそうです。電源周りは少々高くなっても良いのでデータシートがあるものを選びたいところ。光軸調整とか怖い作業が多そうです。
高価な部品だけに購入タイミングも大事かもしれません。
5.配線作業+細かな修正作業
配線をきれいにしたり、細かい部品の修正・追加。
このフェーズまで来るとかなり知識も増えてるはず・・はずです
と、ここまで書いてみて・・・価格と時間を考えると組み立てキットがリーズナブルなんですよね。元々の工具や備品が揃っている状況なら確実に安いんですが。
目標としては2のステッピングモータ制御までをお盆休みくらいを目処に作業を進めたいと思います。
積極的にFusion360とCreatorProは使っていきたいですね。。
「買ってよかった3Dプリンター!」と言いたい(笑)
レーザーカッター部品を見積ってみる
こんにちは。しばらく更新が滞っていましたが・・・
Fusionを使ったCAD設計もちょこちょこっと修正してはプリント出力って言う作業になっています。
友人にぼちぼちとルアーを配布しているのですが、どうも赤が人気のようです。
そういうわけで赤いおいかわと赤いあまごを塗装してみました。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題・・・
せっかくFusionをちょびっと使えるようになったのにルアーだけではもったいない。
くぼっちょさんも書いておられたんですが、レーザーカットが高すぎる!
で、レーザーカッターについてちょっと調べてみたんですよ。
以下のように、いつの間にかお手ごろ価格になっています。
が、厚めのアクリルは無理っぽい。マテリアル京都にあるのはCo2レーザーっていう出力が高いものです。
smartDIYさんでも取り扱ってますが20万オーバー!
これだとアクリルは切れるようです。
まぁ、レーザーカッターは何かと使い勝手が良さそうなのと自作しておられる方もいますので主要部品だけでも見積もってみようかと・・・
・Co2レーザーチューブ
送料込み:$107
・Co2レーザー
送料込み:$72
・ステッピングモーター
送料込み:$40.7
・冷却用モーター
送料込み:$14.3
・レンズ
送料込み:$21.0
あとはステッピングモーター用のドライバ
筐体関係を抜くとこんな感じでしょうか?
ざっくり計算ではここまで$250くらい。
シャフト・プーリー・ブッシュなども合わせても全部で5万くらいの予算でしょうか?
レーザーカットに20回いく分くらいの予算になります(笑)
ただ、トランスが高いんですよね・・・V110の昇圧トランスが1万くらいです。
自分的には3Dプリンター・レーザーカッター・CNCフライスが3種の神器ですね。
レーザーカッターの細かい部品は3Dプリンターで製作出来るみたいなので
Fusion360の勉強も兼ねてやってみようかな・・・と思案中なのです。
レーザー部品は後にするとしても、ステッピングモーターとシャフトくらいは注文してマイコン制御させても面白いかもですね。。。
現状報告(CADネタ無しです)
おひさしぶりです。
更新が滞ってましたが、元気にルアーを作成しています。
なんだかんだ言いながらも、ルアー製作→実釣テスト→修正・・・
これをひたすら繰り返している状況です。6月になると琵琶湖は
ハードルアーの釣りが難しくなるので、テスト期間が足りません(笑)
数種類のクランクベイトを作成・塗装が終わりました。
最近は塗装に時間をかけていることが多いです。(^^;
このクランクは50gある大型クランクベイト。魚が欲しいときはこればっかり投げています。いまのところ、エース的存在。
フラットサイドも作ってみました。残念ながら浮力が十分でないので出番はあまりありません(笑)塗装の練習がてら赤系とブルーギル系・・・
友人用に作成した小ぶりなクランク。それでも28gと琵琶湖サイズになっています。
これが一番上のクランクを修正した次期主力候補。
バスカラーに塗ってみました。リップの取り付けと角度を多少変更します。
クランクベイトを中心に40個くらいは製作したと思います。浸水したり、リップが折れたりとトラブル続きでしたが、なんとか軌道に乗った感じ。
で、3月のはじめに自作のルアーで59cmが釣れました。このシーズンこれ以上のを釣るのはかなり難しいかも・・・
次の目標は自作ルアーで60up・・・かなり敷居高いですが、チャレンジしてみます!
3Dプリンターでのルアー製作注意ポイント3つ
こんにちは。
少しルアー製作も落ち着いたので、ここまでのトラブルをまとめておきたいと思います。
約半年間の経験では以下の3つがポイントだと思っています。
1.3DCADのルアー設計で気をつけること
2.積層式プリンター出力で気をつけること
3.プリント後のルアー製作の注意事項
1.3DCADのルアー設計で気をつけること
ABSは若干縮むことを想定して寸法の決定・デザインをしなければ
ならない。自分の3Dプリンター置き場が寒い場所だったので、縮小率は
7%の時もありました。
これに伴って起こったトラブルは:
・ヒートンの穴が狭くなり、ルーターで作業する手間があった。
・肉厚が薄くなって、ルアーが浸水したことがあった。
対策としては:
・実質寸法よりも5%設計段階で大きく取る。
・ウェイト穴やヒートン穴は十分な肉厚を残しておく。
・防水対策は十分にしておく。
最後の対策は3Dプリント出力では馴染みがない方法かもしれません。
下の図は、トラブルが起こったルアーの断面図です。
ダメな点はウェイトルームとリップ・ヒートン穴が近すぎる。
ウェイトルームと空洞部分が薄すぎる。後者は致命的な不具合で
少しでもウェイトルームに水が入ると徐々に内部に水が溜まっていきます。
インフィル100%にしていても、壁は薄い網目状になってるので水が浸透します。
修正版がこちら
空洞部分は肉厚を厚め・可能な限り均等に変更しました。
2.積層式プリンター出力で気をつけること
積層式プリンターは繊維を下から積み上げていきます。なので、製作物の
出力方向によって得意不得意があるようです。
■背中・腹をボトムに配置した場合
・外形は比較的きれい
・サポート材を大量
・造形時間4時間~6時間
■頭・尻をしたにした場合
・サポート材の量は少なめ
・造形時間2時間~2.5時間
・出力失敗のリスクがある
テストしたところ、全長7cmまでなら頭・尻を下にした方が良いみたいです。
全長10cm以上(自分のルアーはほとんどこれ)の場合は背中・腹を下に
して出力した方が良いようです。
でも、サポート材や配置角度の工夫で今後変わるかもしれません。
この辺りはまだ試行錯誤中です。
3.プリント後のルアー製作の注意事項
最初の頃はプリントしたルアーはコーティングなしで水に浮かべてました。
スイムテストの最初10分はいいんですが、20分、30分と続けると徐々に
浮き上がる時間が長くなっていって、最後はシンキングになってしまいます。
見た感じはつるつるでも、積層式なのと温度変化でひっぱられる部分が
あるようです。(勝手に想像してます)
なので、カラーリングする・しないに関わらず防水対策はしっかりとする
必要があります。
・セルロースセメントでディッピングを3回
・ウェイトルームの穴埋めは防水用パテを使用
・カラーリングする場合はエポキシ樹脂で重ね塗り
上記3点をすることでいまのところ防水対策は出来ています。
ウェイトルームの穴埋めは当初グルーガンでやってましたが、密封しにくい
のとやすりかけ後の仕上げがいま一つなので辞めました。
コスト的には魅力なので、時間と工夫でうまくいくかも・・・・
情報がまとまったら、また報告したいと思います。