i0kyoto’s diary

Creator Pro・Fusion360・ルアー・Co2レーザー

4.1.レーザー出力のコントロール

 

こんにちは。
休暇に入ったので朝からレーザー作業に夢中です。
今日はレーザ出力のコントロールをPCから行う作業です。

■レーザー出力コントロール


【確認事項】
・レーザ電源とCNCシールドを配線しての動作確認
・PCからレーザ出力のコントロールを行う

1.レーザー電源の確認
 昨日の記事でも書きましたが、L・Pをグラウンドに落とした上でINに5Vを分圧しての動作確認をやって見ました。L・Pの両方にスイッチを接続し、可変抵抗をレーザー出力部分に取り付けてレーザー出力を手動で確認しました。
スイッチを一つずつ入れていくのにドキドキしましたが、うまく動作してくれました。

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2.CNCシールドの出力電圧確認
 レーザー電源側の動きは大体把握出来ましたが、次はCNCシールド側になります。
CNCシールドのスピンドル出力をレーザー出力のINに接続するので、電圧の確認を行いました。
 bCNCのターミナルで以下のコマンドを入力してスピンドル端子の電圧を確認します。
M4 S1000 (Laser output 5v)
M4 S500 (Laser output 2.5v)
M4 S0 (Laser output 0v)
M5 (stop Laser)

テスターで確認すると目論見通りにスピンドル端子の電圧が変わってくれます。ただし、PWM出力が出来てるかどうかはオシロがないので確認出来ていません。
  やっぱり、オシロスコープ必要ですね・・・会社にはゴロゴロあるのに。
 安価でオススメのオシロがあれば教えてください!

さて、これだけでは何なんでレーザー出力を自動で切り替えるGコードを作って見ました。

M4 S250  (Laser out 1.25v)
G4 P500  (wait)
M4 S0     (Laser out 0v)
G4 P500 
M4 S1000 (Laser out 5v)
G4 P500
M4 S0
G4 P500
M5   (finish)

このスクリプトをテスターで確認して、いよいよレーザー出力をPCからコントロールして見ます。

3.レーザー出力コントロール
 L・Pの両方を短絡させないとレーザーは出力しなかったので、この考えを基準にしてCNCシールドに接続することにしました。配線図を以下に載せておきます。

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レーザーの電源を入れて、モーターが水を流してるか確認。。。
L・Pの短絡スイッチを入れてから、bCNCのコマンドを打つとレーザーが無事に出力されました!
 続いて、Gコードでレーザー出力が自動コントロール出来るのも確認出来ました!
自動コントロール出来ると両手が空くので大分余裕があります。

さらっと出来てしまっているように見えるかもしれませんけど、配線の導通テストをくどいほどやってるのでかなり時間がかかってます。朝8時くらいにはじめたのに作業が終わったのは昼過ぎと言う・・・

今日やった部分はこのプロジェクトで不安なポイントだったので、気分的にかなり楽になりました。これで心置き無くY軸の制作に取りかかれます。